劣等感やコンプレックスに上手に付き合い克服する5つのヒント

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こんにちは、シーナです。

あなたは劣等感やコンプレックスに悩んだり苦しんではいませんか?

私も長い間、劣等感やコンプレックスを感じて自分を過小評価していました。しかしアメリカに移住をし始めて、それらの悩みから徐々に解放されました。劣等感やコンプレックスから解放されるには、日本の文化や価値観を理解して別の角度から物事を捉えることが大切です。

この記事では筆者の経験を通し劣等感やコンプレックスと上手に付き合い克服する5つのヒントをご紹介します。

もくじ

日本の価値観は普通ではない

日本は海に囲まれた島国のため長年他の国からの侵略から免れてきました。日本で生まれ住んでいると日本の常識が世界の常識のように思いますが、これは全く違います。私たち日本人は基本的に単一民族で独特の価値観であることを頭に入れておいて下さい。

また日本人は西洋文化に対しての強い憧れがあり、西洋人=美の基準のようになっています。

大根足の私

私は学生時代に部活でテニスをやっていました。毎日放課後になると厳しいトレーニングをしていたせいで、いつの間にか筋肉モリモリのふくらはぎになってしまいました。

社会人になってミニスカートを着ていたら、上司から「あなたは足が太いからミニスカートを履くべきではない」と言われてショックを受けたのを覚えています。今だったらパワハラですが当時はそんな言葉もなかった時代でした。それ以降に自分の筋肉質の太い足が劣等感となり、モデルのように細い足になりたいと思っていました。

その後、音楽の勉強でアメリカの大学に入学してから、私の大根足がアメリカ人の同級生たちをはじめ、多くの人絶賛されて本当にびっくりしました。「You have beacutufle legs!」とよく言われ、夏にショートパンツを履いているとピューピューと口笛をかけられたりしました。

日本では否定された私の大根足がアメリカでは魅力的と評価されたのです。逆にモデルのような細い脚は「箸みたいで魅力ない」と言っていました。

日本でモテる人 vs アメリカでモテる人

日本でモテる人やイケメン、美人と言われている芸能人やセレブリティーは目が二重でハーフっぽい顔つきの人が多いです。しかし海外に行くとハーフはゴロゴロいるし決して特別ではありません。むしろ切れ長で一重瞼の顔つきの方がモテるのです。それは人は自分が持っていないものや、育った環境にないものに惹かれるからです。

昔付き合っていたアイリッシュ系のアメリカ人のボーイフレンドは「家族はみんな目の色が青やグリーンで髪はブロンドかブルネットだから、黒い瞳と黒髪はすごくエキゾティックだ」と言っていました。

田嶋陽子教授が「私はフランスに住んでいた時はめちゃめちゃモテた」とテレビで言ってましたが、納得ですね。

私はアメリカに10年以上住んでいますが、足の長さが短くて劣等感を感じている人に出会ったことはありません。日本では女性が体格がいいと言われると、なんだか強いイメージが合って敬遠する男性も多いですが、アメリカでは体格がよく健康的な女性が人気です。逆に日本の華奢な女性は子供みたいで女性の魅力がないと言っています。

生まれ持ったものは変えられないが価値観は変えられる

私たちは生まれ持ったものは変えることができません。例えば日本人であること、目の色や肌の色、身長などです。しかし私たちは価値観や物の見方は変えることができます。しかし日本という狭い囲いの中にいるとなかなか変わることは難しいかもしれません。

チャンスがあれば短期でいいから海外に住んでみる

チャンスがあったら海外生活を体験してみてください。できればアジア圏ではなくヨーロッパやアメリカなど多民族が住んでいる国をお勧めします。多民族国家では色々な人種がいるので容姿や文化そして考え方も様々で、日本の単一文化の価値観は通用しません。またそれを比べるのがナンセンスという事を身をもって経験するでしょう。「井の中の蛙大海を知らず」まさにこのことです。

また日本から出てみると、今までの価値観がいかに偏っていたかがよく見えてきます。少し荒療治ですが環境を思い切って変えるのは最も効果的です。

自分変換ノートを作る

自分が鷲か鷹になったつもりで空高く舞い上がってください。そして空から地上を見下ろして下さい。どのように見えますかか?地上にいる時より視野が広がって、今まで全てと思っていたことが小さなものに見えるでしょう。

このように視点を変えると劣等感やコンプレックスも自信や強みに変えることができます。それにお勧めなのは自分変換ノートを作ることです。できればポジティブな気分になる表紙のノートがいいでしょう。そして自分の短所と思っている事を長所に変換して行きましょう。

  • 性格が内向的で暗い → 思慮深い、ミステリアス、芸術肌
  • 顔が大きい → 脳が大きいから頭がいい(これはアメリカ育ちのアジア人が言っていました)
  • 背が低い → 飛行機に乗るときに座席にゆとりが出来て、快適な旅ができる

このように思いつく限りに自分に都合がいいように変換していきます。これは結構楽しい作業です。自分の欠点と思っている事を長所に変えて行くと、自信がついてきます。そして劣等感を感じたときに「自分変換ノート」を読み返しましょう。繰り返して行くことで今までの価値観を変えてきます。

日本人でよかった

海外では日本の評価は非常に高く、日本人というだけで親切にしてくれたり特別あつかいをされました。そんなとき日本人でよかったとつくづく思います。日本のアニメカルチャー、食文化や品質の良い日本製品をアメリカ人はとても信用しています。日本の職人の完璧を求め、妥協しない気質はアメリカ人には絶対真似できません。また日本人は西洋人と比べ小柄で肌の質も良いので、若く見られて得です。そして日本は島国だったということで他国にはないユニークでオリジナリティな文化ができたようです。

まとめ

日本人に誇りを持ちつつも、日本の狭い価値観に縛られずに劣等感やコンプレックスを上手に付き合い長所に変えていく方法をご紹介しました。

  • 日本の価値観は世界の価値観ではない
  • 日本でモテる人が世界でモテるとは限らない
  • 生まれ持ったものは変えられないが、価値観は変えられる
  • 自分変換ノートを作る
  • 日本人の良い部分を受け入れた上で、劣等感やコンプレックスと上手く付き合う

いかがでしたか?私の発信がほんの少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。