アメリカ生活のブログ アメリカのLGBTQIA+事情

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こんにちはシーナです。

みなさんも最近セクシャリティーとかLGBTQという言葉を耳にしたことがあると思います。そして最近ではさらにIA+が追加になりLGBTQIA+になりました。ここまで来ると複雑すぎて理解するのも大変です。

しかしこれからの時代、あなたもLGBTQIA+についての知識を持っていることは決して損ではありません。

私は現在アメリカ社会で働いているので、リアルなアメリカのLGBTQIA+の事情も含めて解説をしていきます。

アメリカ生活ブログ 日本の生活と文化の違いにショック!!

もくじ

LGBTQとは?

Lはレズビアンで女性同士の同性愛者、Gはゲイで主に男性同士の同性愛者

私が住んでいるボストンのマサチューセッツ州はリベラルな州なので、同性愛者カップルがとても多いです。そして結婚しているレズビアンカップルはお互いのことを「My Wife/私の妻」と呼び合い、男性同士のカップルは「My Husband/私の夫」と呼び合います。つまり妻と妻、夫と夫のカップルとなります。元ルームメイトはレズビアンで結婚式に招待されました。結婚式では2人ともウエディングドレスを着ていました。今は子供もできて幸せに暮らしています。

サンフランシスコに住んでいた時は、ゲイカップルをたくさん見ました。ベビーカーを押して赤ちゃんを育てているゲイカップルも多かったです。サンフランシスコにはカストロという有名なゲイタウンがあり、年に1回プライドというゲイパレードも開催かれ多くの人でもりあがります。アメリカの超イケメンはゲイが多いので、イケメンを見たらゲイだと思ってしまう変な色眼鏡がついてしまいました笑。

Bはバイセクシャル

バイセクシャルは男性も女性も恋愛の対象になるセクシャリティです。なので自分の恋人のライバルが同性ではなくが異性の場合もあるので複雑ですね。

Tはトランスジェンダー

トランスジェンダーとは生まれながら身体的に決められている性と心の性が一致していない人のことを言います。トランスジェンダーの人が性転換をするのを「Transsexual/トランスセクシャル」と言います。私の昔の友人はトランスジェンダーで女性になるためにタイに行って手術を半分しましたが、費用の関係でまだ半分は残っていると言っていました。完全に手術が終わって女性にならないと、自分ではないと言っていました。

QはQuestion,まだ自分のセクシャリティーがわからない、決まっていない人

または「Queer/クィア」LGBTのどれもに当てはまらない第3のセクシャリティーを言います。まさに私の同僚がそうなのですが、彼女は女性として生まれてきましたが「まだ自分のセクシャリティーがわからないので「They/彼ら」と呼んでほしい。」と言っています。歌手のサム スミスが自身のジェンダーアイデンティティを「ノンバイナリー(男性でも女性でもない第三の性)」だとカミングアウトしました。ノンバイナリーはクィアです。

どの代名詞で呼ばれたいですか?

アメリカの病院で診察を受ける前に看護師から「どの代名詞で呼ばれたいですか?」と聞かれて面をくらった事がありました。最初は看護師の言っている意味がわからなくて聞きなおすと「彼女、彼、彼ら、ノンバイナリーのどれで呼ばれたいですか?」と聞かれ「彼女」と言ったことを覚えています。

IA+とは

Iはインターセックス

性に関するからだの機能や作りが一般的な男女のかたちと違う、という身体の状態を表します。

Aはアセクシャル

アセクシャルとは誰に対しても性的魅力や恋愛感情を感じないセクシャリティの事です。人口に占めるアセクシュアルの割合は1%ほどとされています。アセクシャルの人に対して注意すべきことは、恋愛感情がないからといって「感情がない」「愛がない」ということにはならないという点です。

アメリカのレインボーフラッグ

子供の時に「オズの魔法使い」を見ていつか虹を超えてみたいと思いました。私にとって虹はロマンティックなものでしたが、アメリカに来て全く変わりました。アメリカではレインボーフラッグはLGBTQIA+の象徴です。店先やアパートの窓にレインボーフラッグが掲げてあれば、LGBTQIA+を歓迎するメッセージです。

私のアイデンティティーは猫

最近は日本でもアイデンティティーと言うことが増えました。アイデンティティーとは自分が自分である事、さらにはそうした自分が他者や社会から認められているという感覚のことです。余談ですが、最近オーストラリアの8歳の小学生の女の子が「私のアイデンティティーは猫」つまり自分は猫だと発表しました。学校側も彼女のアイデンティティーを尊重し、他の生徒に危害を加えなければ授業中は猫語「ミャオ」で話していいことになりました。これはいくらなんでも行き過ぎだと個人的に思いますが。

まとめ

今回はLGBTQIA+の解説とリアルなアメリカのLGBTQIA+の事情を解説をしました。

  • Lはレズビアン、Gは男性同士の同性愛者
  • Bはバイセクシャル
  • Tはトランスジェンダー
  • Qはまだセクシャリテーが決まっていない、わからない人
  • Iはインターセックス
  • Aは誰に対しても性的魅力や恋愛感情を感じないセクシャリティ

私の発信が少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです。