こんにちはシーナです。
みなさんも一度はイーグルスの大ヒット曲「ホテル カリフォルニア」を聞いたことがあると思います。
私が子供時代に聞いた時は、英語が分からなかったので勝手にラブソングと思っていました。しかし、実はラブソングとは全く違う背筋もゾッとするような歌詞だったんです。
今回の記事ではイーグルスの名曲「ホテル カリフォルニア」を深掘って、音楽業界の闇を垣間見ていきましょう。
もくじ
ホテル カリフォルニア
ホテル カリフォルニアは1997年に2月にリリースされました。作詞はイーグルスのメンバーのドン ヘンリーとグレン フレイによって作詞されました。この曲は1978年にグラミー賞最優秀レコード賞を受賞し現在でも多くのアーティストによってカバーされています。実はイーグルスのメンバーはカリフォルニア出身ではないのを知ってました?
ビバリーヒルズ ホテル
「ホテル カリフォルニア」のモデルになったホテルは西海岸の象徴である、LAの「ビバリーヒルズ ホテル」です。「ビバリーヒルズ ホテル」は、1912年5月に設立され、顧客にはエリザベス テイラー、モナコのグレースケリー、ジョンウェイン、ヘンリーフォンダなどの著名人たちでした。
ホテル カリフォルニア歌詞の背景
2007年にCBSの60ミニッツのインタビューで、ドン ヘンリーは「ホテル カリフォルニア」について「アメリカンドリームの弱点、それは僕らが知っているアメリカの行き過ぎについてだ」と行っています。
またコーライターのグレン フレイも「ホテル カリフォルニアは音楽業界の貪欲さの比喩、それはアーティスト自身の自滅にもつながる」と言っています。ハリウッドでは実際にドラッグやアルコール中毒で亡くなったミュージシャンやセレブリティー沢山います。
イーグルスにとってのカリフォルニアとは
イーグルスのメンバーはカリフォルニア出身ではありません。テキサス、カンサス、フロリダ州などから彼らがLAに移り始めた頃、ビバリーヒルズは奇跡が起こる夢と希望の場所と同時に、余計なもので溢れた不安感が漂う空洞の場所でもありました。ドンとグレンは彼らが作り出した「ホテル カリフォルニア」の主人公が、ドアを通り抜けるたびに違う現実が現れる「トワイライト ゾーン」のような歌詞にしたかったのです。
ハリウッドライフ
世界中の人が憧れる、華やかなハリウッドや音楽業界、美しい人々や海岸など明るいイメージがある一方で、資本主義、物質主義、ドラッグやクイックマネーなどの闇の部分が背中合わせにある。一度その沼に足を踏み入れると、そこから抜け出すことは難しいのです。
私の友人がLAで映像の仕事をしてた頃、一度仕事を断ると二度と仕事が回ってこないし、自分の変わりはいくらでもいる。常に競争の中で生活に嫌気がさし、ついにLAを離れました。LAでは家庭を持つような普通の生活はできないと言っていました。そして精神的に病んでいる人も多かったと言っていました。
まとめ
いかがでしたか?Part1では「ホテル カリフォルニア」の背景について解説しました。Part 2では歌詞を翻訳しながら解説していきます。
- ホテル カリフォルニア
- ビバリーヒルズ ホテル
- 歌詞の背景
- イーグルスにとってのカリフォルニアとは
- ハリウッドライフ
私の発信があなたのお役に立てれば嬉しいです。