こんにちはシーナです。
みなさんは誕生日や誕生会の時に何の歌を歌いますか?もちろんあの曲「Happy Birthday to You」ですよね。でもあれって日本の曲ではないような気がする。じゃー日本のバースデーソングって何なんでしょう?
今回の記事では日本のバースデーソングを深掘りしていきます。
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もくじ
日本のバースデーソング
アメリカで同僚に「日本のバースデーソングってなに?」と聞かれたので「ハッピーバースデートゥーユー」を歌ったら
「そうじゃなくって、日本のバースデーソング」だから「ハッピーバースデー トゥー ユー」って歌ったら鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をして「違うよ、日本のバースデーソング」私は「ハッピーバースデー トゥー ユー を日本語英語で歌うの」って言ったら「オーマイゴッド!!」って言った後、涙を流しながら爆笑されました。
「???」
私には彼がなんで笑っているのか理解できなかったのです。彼の両親はルーマニア出身で、彼も幼い頃にアメリカに移民をしてきました。そこで私は「じゃールーマニアにはルーマニアのバースデーソングがあるの?」と聞いたら「もちろん!」と誇らしげに言うではないですか。
じゃあ、日本のバースデーソングってなんだろう?って考え始めました。
ライブに来ていたお客さんや友人に聞いてみた
日本に一時帰国をした時にライブをしました。(実は私はシンガーです) その時に来ていたお客さんや友人たちにこう聞いてみました。「日本のバースデーソングって何ですか?」
するとみんな口を揃えて「ハッピーバースデー トゥー ユー」を歌い始めました。
ふーん、やっぱり日本のバースデーソングは「ハッピーバースデー トゥー ユー」だよね。
日本の誕生日の歴史
日本では昔、年齢を「数え歳」で数えていたので、生まれた年を1歳とし、元旦にみな一斉に歳をとっていました。12月に生まれると、翌月には2歳になります。特に、女の子は生まれてすぐ歳をとるのはかわいそうだと、12月に生まれても1月生まれということにしていたそうです。
昭和25年(1950年)1月1日に「年齢のとなえ方に関する法律」(昭和24年5月24日法律第96号)を施行しています。日本で現在のような誕生日を祝う習慣ができたのは、早くても昭和25年(1950年)以降のことです。
日本ではごく最近から誕生日を祝い始めたので、日本のバースデーソングは特になかったんですね。
「ハッピーバースデー トゥー ユー」はいつから歌われ始めた?
いつから歌われていたというはっきりした記録がありませんが、最も古いものは1952年の黒澤明の映画「生きる」で歌われていたものです。
定かではありませんが、戦後に「GHQとともに入ってきた」という説が有力なようです。
Happy Birthday to you
アメリカのケンタッキー州に住む幼稚園の先生、パティとミルドレッド ヒル姉妹によって1912年に印刷物として登場し作られたものと考えられています。オリジナルのメロディーは「Good Morning All」で、子供達が歌いやすいこのメロデーに歌詞をつけたと言われています。この曲の基本的な歌詞は少なくとも 18 か国語に翻訳されています。
まとめ
いかがでしたか?
日本は昭和25年までは数え年だったので、個々に誕生日を祝う習慣はありませんでした。なので誕生日の歌もありませんでした。しかし第二次世界大戦後にアメリカのGHQの影響で「ハッピーバースデー トゥー ユー」が歌われるようになったようです。
しかし日本でバースデーソングと言えば「ハッピーバースデー トゥー ユー」です。この曲はすでに深く日本の文化として根付いているので、それはそれでアリだと思います。
私の発信が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。