使える英語 ネイティブが日常会話で使うフレーズ〜ホリデイ編 その2

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こんにちは、シーナです。

しかし日本人がイメージするアメリカのホリデイはステレオタイプで、実際のアメリカ生活とかけ離れていることがあります。

前回の記事ではアメリカのメージャーなホリデイを、アメリカ人がどのように過ごすかについて解説しました。今回は前回では解説しきれなかったホリデイをご紹介します。

前回の記事をご覧になっていない方は、こちらもあわせてご覧ください。

使える英語 ネイティブが日常会話で使うフレーズ〜ホリデイ編 その1

もくじ

Independence day〜独立記念日

映画などで聞いたことがあるかもしれませんが7月4日( フォース オブ ジュライ)はアメリカ独立記念日です。1776年7月4日にイギリスの植民地であったアメリカがイギリスから独立宣言を宣言し、アメリカ合衆国を形成した独立記念日です。

独立記念日には、昼間はバーベキュー、ピクニック、ビーチなど家族や友人と過ごし、夜は各地で打ち上げ花火、コンサート等のイベントが開かれます。独立記念日の祝日は4日のみですが、土日を挟んだ前後に休暇を取って連休にし、旅行に出かけたり帰省したりするアメリカ人が多いのです。

ボストンでは独立記念日にはボストンポップスがチャールズリバーの河辺でコンサートします。ボストニアンはスターウォーズやロッキーのテーマを聴きながら打ち上げ花火を堪能します。日本の花火に勝る劣らずとてもキレイで感動ですよ。

Easter〜復活祭

イースターはキリスト教でイエスが復活した復活祭です。イースターの日付は「春分の日以後の満月より後にくる最初の日曜日」と決められており、毎年日付が変わりますイースターのシンボルはウサギと卵で命や繁栄の象徴です。アメリカの子供たちは家の中や庭、学校の通学路などに隠したプラスティックの卵を探すイースターエッグ ハンティングを楽しみます。卵の中にはコインやオモチャが入っています。

Passover〜過ぎ越しの祭り

 

イースターと同じ時期にパスオーバーがあります。パスオーバー(過ぎ越しの祭り)は、ユダヤ暦のニッサンの月(西洋暦では3月から4月に相当)の15日から8日間にわたって祝われるユダヤ教の祭日です。パスオーバーは、エジプトで奴隷だったユダヤ人がモーゼに導かれてエジプトを脱出し、自由の民になったことを祝う祭りです。マッツァ(Matzah)というクラッカーのようなパンを食べます。

Spring Break〜春休み

アメリカの大学生にとってスプリング ブレイクは待ちに待った休みです。大学生らはスプリング ブレイクにフロリダのビーチに行きます。ビーチでナンパしたり、ベロベロになるまで酔っぱらったりして羽目を外します。羽目を外しすぎて後悔することも。。

Halloween〜ハロウィーン

Trick or Treat!

最近日本でもハロウィーン文化が広がり、大人たちが渋谷などでコスプレをしてお祭り騒ぎをしますが、アメリカでハロウィーンといえば子供のお祭りです。ハロウィンに子供たちがキャンディやお菓子を貰うために近隣のお家のドアをノックし、声を揃えてこのときにTrick or Treat ! (いたずらされたくないならお菓子をちょうだい!)と言います。

また日本でキャンディーというと飴のことですが、アメリカではチョコレートもキャンディの中に含まれます。アメリカの子供たちの間で人気のコッスプレはスパイダーマンやフローズンです。

Valentine〜バレンタイン

Happy Valentines Day 

アメリカでのバレンタインは日本のバレンタインとかなり違います。日本では女性がお目当ての男性にチョコレートをあげて告白する日ですが、実はこれはチョコレートの売り上げをあげたい日本のチョコレート業界によってつくられました。

本来のバレンタインデーは恋人やカップル同士がカード、チョコレートや赤いバラを送りディナーに行ったりして、ロマンティックに過ごします。もちろんアメリカにホワイトデーはありません。ホワイトデーも企業の利益のために日本で作られました。

Mother’s Day〜母の日

アメリカの母の日は日本のようにカーネーションは贈りません。カードやチョコレート、または香水などを送ります。私の同僚もそうですが、アメリカ人は何故かギリギリになって母の日の贈り物を買おうとします。そのため売り切れになっていたり、母の日に届かなかったりで大騒ぎです。

Labor day/ Memorial Day〜労働者の日/ 戦没将兵追悼記念日

最後にみなさんにはあまり馴染みのないLabor Day (レイバーデー) とMemorial Day (メモリアル デー) について解説します。夏の訪れを告げるのがメモリアルデーで夏の終わりを告げるのがレイバーデーです。

Labor Dayは9月の第1月曜日でアメリカの労働者を讃える日です。Memorial Dayは5月の最後の月曜日になります。南北戦争から現在に至るまで、戦争で戦死をしたアメリカ軍の兵隊を追悼する記念日です。

まとめ

いかがでしたか?アメリカのホリデーで日本でお馴染みのバレンタインや母の日、そしてあまり馴染みのないユダヤ教の過ぎ越しの祭り、レイバーデーやメモリアルデーもご紹介しました。またバレンタインデーやハロゥインなど、日本はアメリカと違いユニークな祝い方をして、本来の意味とはかけ離れてしまっていますが、それはそれで個性があって良いと思います。

私の発信があなたのお役に立てれば嬉しいです。