こんにちは、シーナです。
あなたは音楽は才能が全て、才能がないと成功はしないと思ってはいませんか?それは本当でしょうか?世の中には音楽の才能がある人でなくても成功している人は沢山います。
この記事では音楽の才能とは何か?そして音楽で成功するマインドセットを紹介します。
もくじ
音楽は才能?
あなたも一度は「音楽は才能」と聞いたことがあると思います。また音楽の才能は90%は遺伝という記事もありました。2008年にフィンランドのヘルシンキ大学の研究チームは、15の異なる音楽家の家族224人を対象にテストをして、音楽能力は50%遺伝することを発見しました。
では音楽の才能とは具体的にどんなことでしょうか?
- 上達のスピードが速い
- 練習に夢中になれる
- 音程やリズムを簡単に認識して聞き分けられる
- 音を記憶する力が高い
私は4〜7歳児にピアノを教えていますが、確かに才能がある子はいます。しかし本人がピアノ練習に興味がなかったりピアノを弾くことが好きでないと、結局は練習をしている子供に追い越されます。
音楽環境
また幼い子供にとって環境はとても大切です。親が音楽に対して理解があると、子供にとって環境を用意してくれるからです。私の生徒で88鍵盤のピアノを使っている生徒とおもちゃのピアノを使っている生徒がいました。やはり88鍵盤のピアノを使っている生徒の方が上達は早かったです。おもちゃのピアノを使ってる生徒の両親に88鍵盤のピアノを購入するように説明しましたが、残念ながら真剣に考えてくれませんでした。
絶対音感
絶対音感とは他の音と聞き比べなくても、聞こえた音名がわかる能力のことです。絶対音感は幼少期にトレーニングをすれば誰でも身につけられるのは可能なので、才能というよりも環境でしょう。
絶対音感がなくても、自分が歌っていたり演奏をしている時に音程やリズムが外れているのが自分でわかる人は、トレーニング次第で上達します。
「音楽は才能だ」という人たち
「音楽は才能だ」という人は音楽の経験がなかったり、音楽が出来ない人たちに多いです。「お前は音楽の才能がないから、音楽を諦めた方がいいよ」と言う人ほど、実際に音楽をやったことがなかったり、出来なかったりします。経験のない人ほど芸術は才能と思いがちです。そう言う人たちの発言は信用できませんし、説得力もありませんよね。また上手い人を見て「才能があるから」とくくってしまうと、その人のいい点を吸収できなくなってしまいます。
センス、環境、才能とやたら言う人
自分で努力することを放棄している人たちです。「才能がないから音楽はやめた」と言うの人は「才能がない」を言い訳として使っているのです。あなたが努力する足を引っ張る人は、あなたが努力をして音楽で結果を出したら、その人は自分を正当化できなくなるのです。だから無意識にあなたの足を引っ張るのです。
ドリームキラー(あなたの足を引っ張る人)
私が昔ピアノバーで歌っていた時に、ピアニストに音楽理論の質問をしたのですが、「複雑だから簡単には教えられない」とはぐらかせれてしまいました。その後、バークリー音楽院へ行って音楽理論を勉強しましたが、当時の私の質問の答えは3秒で答えられるものでした。そのピアニストにとって、私が成長すると都合が悪かったのです。
あなたがこのような人たちを見たら、悪い見本だと思って距離をおいた方が正解です。ドリームキラーは時には親しい友人や、家族の場合もあります。と言うのもあなたのことを心配して言ってくるのですので厄介です。そう言う時は自分の夢や努力していると事を言わないことです。
音楽が好きは才能
テクニックが上手くなくても歌手やミュージシャンで成功している人もいます。テクニックはいくらでも伸ばすことができるので、テクニック的な才能が全ててはありません。誰でも本当に好きなものには努力ではなく没頭します。
音楽が好きで諦めない人は、それが才能です。音楽を途中でやめた人たちは才能がなかったからではなく、自分の人生に音楽を捧げられるほど好きではなかったのです。
成功をするマインドセット
ではどうすれば音楽で成功出来るようになるのでしょうか?ここであなた自身に「何故あなたは音楽が好きなのか?」問いかけていただきたいのです。そこを掘り下げて行って欲しいのです。
音楽が好きな本当の理由を明確にする
まず自分に問いかけます。
- なぜ音楽が好き?ギターを弾いている自分がカッコいいから音楽が好き。
- なぜかっこいい自分が好き?女の子にモテるから。
- なぜ女の子にモテたい?子供の頃にダサいといじめられたから。
- なぜダサいといじめられたからカッコ良くなりたい?みんなを見返したい。
結果は子供の頃にいじめられて、カッコよくなって見返したいのが理由でした。このように本当の理由がはっきりすると、音楽に対して学ぶ姿勢や覚悟が変わってきます。
自分は○○だ。と決める
歌手やギタリストなどのミュージシャンになりたい時、私たちはまず練習をしてライブをやってと進んでいきます。しかし途中で挫折してしまうことが多いのも確かです。そこでまず「自分は○○だ」と決めてしまうことです。自分はピアニストだ、歌手だ、ギタリストだ、シンガーソングライターだ。そして毎朝鏡の中の自分に向かって「私は○○だ」と言うのです。そうして決めてしまうと、そうなるための情報や人脈などが入ってくるようになるのです。ピラミッドを下から登るのではなく、頂上(ゴール)から見下ろすのです。そうすると今やるべきことが見えてきます。
他人と比べない
また音楽を他人と自分を比べるのではなく、自分の強みやいい部分など今から変えられることに意識を向けていく。上手な人がいたらいい部分をどんどん盗んで、自分のものにしていく。コンペティション(競争)ではなくコラボレーション(共同作業)の方が遥かにメリットがあります。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では音楽の才能がないと成功できないのか?成功のマインドセットについてご紹介しました。
- 音楽の才能とは何か?
- 「音楽は才能」だと言う人たち
- 音楽が好きは才能
- 成功をするマインドセット
私の発信が少しでもあなたのお役に立てれば嬉しいです。